2007年に誕生した新進のファミリー・ヴィンヤード&ワイナリー。
近年、国内外で注目を集めるナパの最高峰ワインを
新規アイテムと共に販売開始!
希少なマテッラのワインを
豊富に取り揃えています。
ナパヴァレーのテロワールを最大限に
引き出した最高品質のワインを
ぜひお試しください!
(マテッラ)は、2007年にオーナー/ブライアン・キューナットと彼の家族によりナパ・ヴァレー南部オーク・ノル地区にて設立されました。ラテン語訳で「母なる大地」を意味するワイナリー名の通り、恵まれたナパのテロワールを反映したブドウ栽培とワイン造りに取り組んでおり、2018年より才能溢れる若き女性醸造家/チェルシー・バレットを招聘し、近年国内外にて更なる注目を集めている新進気鋭のワイナリーです。現在、マテッラの指揮を執るのはブライアンの娘婿でありナパの老舗ワイナリー/ハイツ・セラー創業家出身のハリー・ハイツ。まさに将来のナパを担う新世代がタッグを組み、飽くなき探求心をもって上質なブドウ栽培・ワイン造りへと情熱を注いでいます。
オーク・ノル地区にある自社畑は1890年代よりブドウ栽培が続く伝統ある区画で、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴィオニエ、メルロー、マルベック、シラー等が栽培されています。現在ではオーク・ノル地区を中心に100エーカー(約40ha)を超える自社畑を所有していますが、一部ナパ・ヴァレー北部にも長期契約畑を持ち、安定的かつ高品質なブドウ栽培・調達を行っています。
ワイナリーでは最新醸造設備への投資は然る事ながら持続可能な環境づくりにも尽力しており、2017年にはNapa Green Wineryの認定を受け、2022年からは100%再生可能エネルギーによるワイナリー運営(MCE Deep Green - 100% Renewable Energy)も始まっています。
米国中西部イリノイ州出身のブライアンは若かりし頃に農場で働いて以来、農業に対する興味・関心を持ち続けていました。日本出身の妻/ミキと初めてナパへ訪れた際、雄大な自然の美しさ、地元の人々の温かさに触れ、そしてなによりもこの素晴らしい土地が造り出すワインに感銘を受け、いつしか農業・ワイナリーを営むことは彼にとって、更には彼の家族にとって人生における大きな夢と情熱へと発展していきました。
そして2007年、偶然迷い込んだ先に見つけたオーク・ノル地区のブドウ畑50エーカーを購入したことをきっかけに、マテッラがスタートしました。
ナパの三世代に亘るワイン醸造一家に生まれたチェルシーは、カリフォルニア大学デイビス校卒業後に、世界各国の名門ワイナリーにてインターンとして研鑽を積みました。その後2012年〜2017年にはジョエル・ゴットのワインメーカーとしてナパワイン業界における地位と実力を確立。その傍ら、過去にスクリーミング・イーグル、直近までケンゾー・エステイトにてワイン造りを手掛けていた母/ハイジ・バレットとの共同ブランドも立ち上げています。2018年よりマテッラに参画し、キューナット家と共に最高品質のワイン造りに取り組んでいます。
ナパ随一の老舗ワイナリーであるハイツ・セラー(Heitz
Cellar)創業家に生まれたハリーですが、実はウエスタン・ワシントン大学卒業後にIT企業へ就職し、コンサルタントとして働いていたという経歴を持ちます。2012年に実家であるハイツ・セラーへと戻り、醸造・セールス・セラー対応など多岐に亘る実務を経験しました。2018年より、妻であるニーナ・キューナットが当時経営を任されていたマテッラに参画しました。現在、マテッラを率いる立場として、家族・チーム一丸となって日々奮闘しています。
少し冷涼であったブドウの生育期を反映しているかのように、グアバ、スターフルーツ、マンゴーなどのトロピカルフルーツの弾けるようなアロマに加えて、少し草のニュアンスも。豊かなミネラルとほんの少しのオークの香りが口の中に広がります。いきいきとした酸とジューシーさを兼ね備えた、バランスの良い仕上がり。
オーク・ノル地区はシャルドネの生産地として高く評価されています。白桃、ジャスミン、かすかにライチの香りが広がります。タンジェリンやバラの香りと繊細でスパイシーなオークのバランスがとれたおり、果実味が際立つ味わい。明るい酸とクリーミーな口当たりが特に心地良い。2022年から30年にかけて飲み頃。
リッチで繊細という秀逸なバランスがあり、非常に華やかでヴィオニエらしいスイカズラやアプリコット、レモンカード、バニラのような香りが広がります。高い酸がクリーミーで少しオイリーな口当たりとマッチして、ふくよかでボディのある仕上がりに。
ボルドーにインスパイアされたメルローブレンド。鮮やかなルビーレッドの色合い、プラムやクローブの香りに加え、ブラックチェリーといった黒果実のアロマとバニラのニュアンスが魅力的。柔らかな口当たりと、滑らかなタンニンが心地良い。チェルシー・バレットがマテッラ参画後初めて、最初から最後まで手掛けたビンテージにして最高の1本。
濃い紫の色合いとラズベリー、赤スグリ、紅茶のような香りと甘草や白胡椒のニュアンスが特徴。しっかりとした酸と果実のフレーバーが口いっぱいに広がり、きめ細やかなタンニンと少しスパイシーなオークの香りも感じられる。驚くほどに力強く長い余韻があり、料理との相性も抜群。今飲んでも良いが、7年ほどの熟成ポテンシャルあり。
ナパ北西部ダイヤモンド・マウンテン地区に位置する契約畑にて栽培されたブドウから造り上げる一本。濃厚なガーネットの色合いに、フレッシュなブラックベリー、セージ、杉といったアロマが重なり合う。赤・黒果実の力強いフレーバーと、いきいきとした酸が非常に良いバランスを生み出している。15年程の熟成も期待できる。
とても深く濃いルビー色。フレッシュなクランベリー・ブラックベリー、スパイスの強烈なアロマに加え、小石やレザー・ジャスミンティーを思わせるような土っぽさ / ハーブっぽさが微かに香る。この力強いボルドーブレンドは、綺麗なタンニンが何層にも折り重なっており、最高の熟成が期待できる。2025年〜2040年が飲み頃。
明治時代に活躍し、日本林業の父と呼ばれる土倉庄三郎の曾孫にあたるオーナー/美紀・キューナットが、土倉家のルーツであり吉野林業の中心地である奈良県川上村に想いを馳せ、マテッラにてワインメーカー/チェルシ・バレットと共に造り上げるシリーズ。和食との相性も考え生み出されたジャパン・シリーズは、吉野の山々の静けさを連想させる白・「森閑」、吉野山の桜にちなんだロゼ・「よしの」、そして赤・「土倉」の3種類にて構成されています。